社会人野球における使用バットについて
 
 社会人野球は、1979年より現在に至るまで
金属製バットを使用してまいりましたが、2002年シーズン開幕より
木製バットにより公式大会を行うことと致しました。


◆社会人野球使用バットにおける決定事項
 
  社会人野球の使用バットは、2002年度シーズンより木製バットとする。
ただし、全日本クラブ野球選手権大会においては、金属製バットの使用を認める。

◆使用バットの変更について
 
@ 国際大会に対する対応
 五輪をはじめとする国際大会が木製バット主流となったため、社会人野球としても早急に対応する必要が生じている。
 
A 試合時間の短縮及び内容の充実化
 社会人野球においては、特に金属バットによる打撃力優位が顕著に現れるため、打撃戦により試合時間が長く、開始予定時間が遅れることがある。
 また、チーム間の実力格差が以前より広がっているため、点差によるコールドゲームが増える傾向にあり、ファンにとって興味を削がれる要因のひとつにもなっている。木製バットの使用により、著しい打者優位を是正し、試合時間の短縮と同時に試合内容の充実化を図る。
 
B 関係団体との交流促進
 通常木製バットを使用しているプロ野球や大学野球チームとの交流を促進する。
 
C 練習球場対策
 金属製バットの反発力による飛びすぎの是正により、各チームが練習球場の設備(防御ネット等)にかける費用負担の軽減を図る。また、打球音による球場周辺住民への影響を縮小する。
 
D クラブチーム対策
 クラブチームのバットに係る負担を軽減するため、全日本クラブ野球選手権大会に限り、金属製バットの使用を認める。
以 上

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